2014/10/10(Fri)内定ブルーはなって当然
内定ブルーという言葉があるそうです。
この記事を読んで知りました。
対処法はある?「内定ブルー」で人生を棒に振る若者たち
確かに、就職は人生の転機であるため、不安になったり、自分の思いと現実との間で悩むのも当然です。
こうした気持ちが注目されるようになったのはどうしてなのでしょうか。というのも、人生の転機に不安になったり悩んだり、決断に迷うことというのは今に始まったことではないからです。
おそらく、情報量が以前よりも増したことが原因の一つだと考えられます。そこには良い情報以外にも不安にさせるような情報もたくさんあるので、まさに押しつぶされるような状態になっているのではないでしょうか。また、終身雇用とは言えない世の中になっているため、就職先で何かあったとき、その後どうするのかというような不安もあるのでしょう。
仏教では「人生は思い通りにならない」と考えます。そこで不安になり悩むのが人間だとも考えます。ですから、内定ブルーになるのは何も変わったことではありません。そして禅の言葉にこのようなものがあります。
莫妄想(もうそうすることなかれ)
悩みや苦しみを起こす妄想(終わってしまった過去やまだやってきてない未来)から離れ、今自分がするべきことに向き合ってみましょうという意味です。
この記事には、業界の勉強をしたり先輩の話を聞きに言くことを進めていますが、それは余計に不安にさせることとも考えられます。
それよりも、人生のなかで学生時代ほど知的な時間が過ごせるときはないと思います。時間があり、図書館があり、教授や先生がいて、切磋琢磨できる仲間がいるということほど貴重なものはないのではないでしょうか。
ぜひできるだけ自分が専攻する勉強をしていただけたらと思います。
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2014/06/13(Fri)イケダハヤト氏、高知へ移住する
数日前、有名ブロガーのイケダハヤト氏が高知県に移住したということがニュースで取り上げられてました。ブログのタイトルも、それまでの「イケハヤ書店」から「まだ東京で消耗してるの?」に変更とのこと。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140602-00000002-jct-bus_all
http://www.ikedahayato.com/20140601/6301963.html
クリエーターやデザイナーなどが東京から拠点を地方に移すということは、それほど珍しいことではないので、いまさら・・・と思うのですが、あえて煽ってみたのでしょう。そしてこうしてニュースになるということは、それが的を得ていたということです。イケダ氏自身も後日blogで言っていますが、今の時代の関心に則したものだったということですね。
そう考えると、東京から逃げたい、脱出したい、今の生活は消耗しているだけだといった感情を持っている人がたくさんいるということ。どういったことがそういう気持ちにさせるのか、今後しっかりと調べたいです。
ちなみに、就活禅スタッフには東京生まれ東京育ちが2人います。その両方とも、特にそうは思わないと言っていました。そして、東京がオワコンって思ってもいいけど、そうじゃない人もいるんじゃないという意見も出ました。
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2014/04/11(Fri)何のために働くのか?
先日インターネットでこんな記事を見つけました。
http://www.j-cast.com/2013/04/06172514.html?p=1
「入社初日で会社やめました」というセンセーショナルな見出し
で始まる記事でした。しかし、読み進めていくとどうやら論点は,
「実態から乖離した『理想の職場』を打ち出す企業」と
「理想と現実のギャップに悩む新入社員」という構図です。
更に記事に引用されている新田龍氏は
「最近の新入社員は『生活の為に働く』という視点が欠如している」
と指摘しています。
新田氏の指摘が正しいのか間違っているのかは置いておくとして、
「何の為に働く」
というテーマは簡単なようで難しい質問のように思います。
「食べるために働く」「自己実現のために働く」等、人によって年代によって状況によって答えは違ってくるのだと思います。
私の個人的な意見としては、若干論点がずれますが、
『続けることができる』
いうのが大切なポイントだと思います。
「お金の為ならば、どんな辛いことでもやる」「人間関係がどんなに悪くても、我慢する」というのも違う気がしますし
そうかといって「自分が心地よければいい」「見返りを省みず、理想のために働く」というのも違う気がします。
どんな職場であっても人との摩擦はあるでしょう。我慢も必要だと思います。でも自分の心身を傷つけてまで我慢する必要はない。月並みですが、当人にとって「ある程度の我慢、ある程度のやりがい、健康な心と体」が保てることが働き続けるポイントだと思っております。(澤城)
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2013/12/20(Fri)流行語大賞
みなさんこんにちは。就活禅スタッフの阿部です。
早いものでもう12月も中旬、今年も残すところあとわずかです。
毎年この時期になると話題になるのが、この一年の流行語です。
今年は「じぇじぇじぇ」や「お・も・て・な・し」等が特に記憶に新しいところですが
2010年の流行語に「断捨離」(だんしゃり)という言葉があったことを皆さん覚えていらっしゃいますか?
かくいう私が忘れていたので(汗)、Wikipediaを調べてみました。
断捨離
断=入ってくる要らない物を断つ
捨=家にずっとある要らない物を捨てる
離=物への執着から離れる
ヨガの「断行(だんぎょう)」、「捨行(しゃぎょう)」、「離行(りぎょう)」という考え方を応用して、日常生活に不要なモノを断つ、また捨てることで、モノへの執着から解放され、身軽で快適な人生を手に入れようという考え方、生き方、処世術。
やましたひでこ氏の著書が発表されて広く知られるようになったようです。
しかし私達はどうしても「もったいない」と考えてしまいがちですから
簡単なように見えて実践するのは難しそうに思えます。
私はこの言葉から永平寺を開かれた道元禅師の言葉が頭に浮かびました。more»
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2013/11/22(Fri)面接
就職活動で切り離せない「入社面接」。
就職活動に関わらず、人生の大切な場面では面接が待っています。
例えば、高校・大学受験での入試面接などがすぐ頭に思い浮かびますが、
お見合いや合コンなども面接に含まれるでしょう。
いずれにせよ面接場面を想像すると、怖そうな面接官がいて、必死に答える自分がいて…
と何か構えてしまうものです。あまりいいイメージが湧いてこない言葉・・・
しかし「面接」という言葉は、もともと英語の「Interview」を和訳したものです。
「Inter」は「お互いに」、「view」は「見る」という意味で、
語義としては「お互いに見る」となるのです。
なんか意外な感じがしますが、「お互い」という部分は大切なところではないでしょうか?
面接を受ける側は、一方的に面接官から「見られる」立場に追いやられてしまいます。
自分が評価をされる状況ですので当然緊張しますが、「見られている」とあまりに意識しすぎると余計緊張感が増すと思います。
ですから面接を受ける側も、面接官を「見る」という意識を持つことが大切ではないでしょうか。
「互いに見合っている」という対等な立場を自分の中に持っていれば、
余裕をもって面接に臨めると思います。(澤城)
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