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2013/11/29(Fri)「将来どんな仕事をしたいのか分からない皆さんへ」

 皆さんは、将来どんな仕事に就きたいですか?
大学で勉強したことが、仕事に生かせるという人は案外、少ないかも
しれません。
また、自分の好きな仕事をすることも稀かと思います。

 今回は、どんな仕事をしたいのか分からない皆さんへ『創造的論文の
書き方』という本を紹介したいと思います。
「論文の書き方なんて学んでも仕方ない」とお思いかもしれませんが
少しお付き合いください。

 論文も仕事も、どのようなテーマを持って取り組むかが重要です。
テーマが、あやふやであればあるほど、論文であれば「何を伝えるのか」
仕事であれば「仕事に取り組む意義」が分からなくなります。
では、そのテーマをどのように決めるのか?

 著者の伊丹氏は、テーマ選びをお風呂に例え、「まずはお風呂に
どっぷりつかりなさい」と言っています。
お風呂には、さまざまな種類があります。スーパー銭湯なのか、ひなびた
温泉なのか、はたまた露天風呂なのか…。
とにかく、「これだっ!」と思った、お風呂につかることが
大切だそうです。
テーマの選定の仕方も、マイナーなものではなく、メジャーなものが良いとのこと。
メジャーなものであれば、皆が興味を持って調べているからです。
「メジャーであれば、みんなが語り尽くしているので意味がない」と
思われる方もいることでしょう。
この点に関して、著者は「子どもの視点で、常に疑問をもつこと」と
言っています。
一見、常識的なことも、視点を変えることによって、疑問が生まれる
可能性があるからです。
これらの疑問をアメ玉のようにポケットにたくさん持っておき、
アメ玉の種類をポケットごとに整理をすることが大切なようです。
そのために、とにかく行動して、常にテーマを見失うことなく
アンテナを張ること。
これが、創造的な論文の書き方のポイントのようです。
論文はともかく「仕事をとりあえずやってみる」というのは難しいかと思います。
この本を通じて、あらかじめ仕事の職種を選定する時に、お役に立てて
いただけると幸いです。

 著者の「犬も歩けば棒にあたる。でも、考えない犬は棒にも
当たれない」という言葉は、当たり前かもしれないけど、本当にその通りだと思います。(寺門)


創造的論文の書き方創造的論文の書き方
(2001/12)
伊丹 敬之

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2013/11/22(Fri)面接

就職活動で切り離せない「入社面接」。

就職活動に関わらず、人生の大切な場面では面接が待っています。
例えば、高校・大学受験での入試面接などがすぐ頭に思い浮かびますが、
お見合いや合コンなども面接に含まれるでしょう。

いずれにせよ面接場面を想像すると、怖そうな面接官がいて、必死に答える自分がいて…
と何か構えてしまうものです。あまりいいイメージが湧いてこない言葉・・・

しかし「面接」という言葉は、もともと英語の「Interview」を和訳したものです。
「Inter」は「お互いに」、「view」は「見る」という意味で、
語義としては「お互いに見る」となるのです。
なんか意外な感じがしますが、「お互い」という部分は大切なところではないでしょうか?

面接を受ける側は、一方的に面接官から「見られる」立場に追いやられてしまいます。
自分が評価をされる状況ですので当然緊張しますが、「見られている」とあまりに意識しすぎると余計緊張感が増すと思います。
ですから面接を受ける側も、面接官を「見る」という意識を持つことが大切ではないでしょうか。

「互いに見合っている」という対等な立場を自分の中に持っていれば、
余裕をもって面接に臨めると思います。(澤城)

面接




2013/11/15(Fri)第三回就活禅ポスター撮影会

来年2月15日(土)に開催されます

「第三回就活生のための禅講座」

に向けた撮影会を先週金曜日に行いました。


ストレッチ

リラックスした雰囲気の中撮影は始まりました。まずはストレッチで緊張を取り除き、体を柔らかくしていきます。




作法説明

坐禅の組み方を説明中。みなさん真剣に聞いています。
体が柔らかい人が多く、中には両足を組んでも全く問題ないような方もいました。more»

2013/11/08(Fri)共通体験

 人間関係において「共通する体験」は重要な意味を持ちます。
 学生時代のサークルや部活などで同じ時を共有した仲間は、生涯の友になることもあります。
 また、違う学校に通っていたとしても、趣味や好きな事が同じだと共通の話題ができ、一気に距離が縮まることもあります。

「個人主義」の時代と言われていますが、
 やはり人間は仲間を求めるものです。

 東北楽天ゴールデンイーグルスの優勝は、被災地をはじめとする東北の人たちの励みとなり、大きなチカラとなることでしょう。
 2020年の東京オリンピックは、国民の共通体験となり、今現在日本を覆っている閉塞感のようなものを打破するチカラとなることを願います。



 仲間が集まることによってチカラが生まれると私は思っています。

 「就活生のための禅講座」もそのような場所になれれば良いなあ…  (阿部)

2013/11/01(Fri)おススメの一冊 『この国で自死と向き合う』 篠原 鋭一

 先日、千葉市文化センターで行われた「自死遺族支援のためのシンポジウム」に参加してきました。このシンポジウムではメンタルケアのスペシャリストを育成する実践講座です。その日は精神科医の先生や、自死問題に取り組みや被災地支援を行っている僧侶の方たちがご講演されていました。
 今回は、そこで講師をされた篠原鋭一老師が書かれた本をご紹介します。篠原老師は千葉県成田市にある「長寿院」のご住職であり「NPO法人自殺防止ネットワーク風」の理事長をされています。この「NPO法人自殺防止ネットワーク風」では、様々な理由で自死を考えている方や悩みを抱えている方々に対して、電話相談を行っていらっしゃいます。
 この本の中では、篠原老師がなぜこの活動をはじめたのかそのキッカケや、相談活動中の数々の体験談、また被災地での活動、さらに篠原老師が学校で行っている「死を教える」授業などなど…詳しく紹介されています。少し重い話もあるのですが、どのように自死に向かう気持ちを思いとどまらせたのか、篠原老師のとっさの行動力とその源にある熱い思いが伝わってきます。

心に残った言葉ですが
「困った時には動けばいい。苦しいとには『苦しいんです。助けてください』と叫べばいい。そうすれば誰かが手を差し伸べてくれる人が必ず現れる」
「あなたが生きている場所が、世界のすべてではないのですよ。そのこだわりを解き放てばもっと楽になりますよ。違う生き方が見えてきますよ」
…。

 この本を読み終えて、篠原老師の思いと相談者の苦悩を知り、私も老師のように「困った人に手を差し伸べることのできる人間でありたい」と強く思いました。(鷲山)

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