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2014/08/29(Fri)ブラック企業の指標

プレジデントオンラインに 『わが子の就活、ブラック企業を見抜く方法』という記事が載りました。公認会計士の大畑伊知郎氏の記事です。

ブラック企業の情報はネット上や現役社員の口コミから見えてくる、主観的なものばかりと思われがちですが、そうではなく、有価証券報告書を見て客観的に見極めようという内容です。
記事では「平均勤続年数」「一人あたり売上高」「一人あたり人件費」という三つの指標について書かれています。
これらはいわば、その企業全体をマクロに分析する手法と言えるでしょう。

一方この記事を読んでいて、私は労働相談NPO法人POSSE主催である今野先生に話していただいたことを思い出しました。
その時話していただいた内容で、ブラック企業だと言える要素として印象深かったことは
・鬱病患者が増加している
・自ら辞めさせる圧力がある
という点です。これらの指標についても何とか知る方法はないものだろうかと思います。
これらは、大畑先生の分析と比すればミクロな論議になってくるかと思います。
「企業が人間を使い捨てるのではなく、貴重なものとして扱っているのかどうか」ということです。
現役社員やネットの口コミは、主観的なものですが、やはり無視は出来ません。

しかし、有価証券報告書を見て、客観的にブラック企業を見極めようという考えは一つの前進と言えます。
主観と客観、この両方を使って企業を分析することが良いと私は考えています。(阿部)

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2014/08/25(Mon)人に頼る大切さ

昨日はメンバーで勉強会を行いました。そこで扱ったのは以下のインタビュー記事です。

「長い就活を経て、内定をもらえたのは「卒業式の前日」でした。」

この記事からは、普通の学生が雰囲気にのまれるようにして、なんとなく就活をはじめ、そこから大変な思いをしていく様子がよくわかります。

読んでいて気付いたことは、少しでも環境や条件が違ったら、もしかしたらこの方も就活をあきらめていたかもしれないということです。

たとえばこの方は、就活に関して家族からあれこれ言われることはなかったそうです。相談できる先輩や兄弟もいました。これがもし、就活に苦言を呈するような家族だったらどうだったでしょう。相談できる先輩や兄弟がいなかったらどうだったでしょうか。きっと、心を休めることができる場所がなく、素直な自分の気持ちを吐き出すこともできず、さらに就活は大変になっていたかもしれません。

このことは、ご本人もわかっていらっしゃいます。記事の中でも家族への感謝を述べ、就活は環境が大切だと言っています。そして、大学の就活アドバイザーに相談をしたことで視野がグンと広がったということですが、「その時、“誰か”に頼る大切さも、同時に感じた」ということです。

他人に頼ることは悪いことではありません。記事にもある通り、自分には思いつかないような助言をうけ、話をすることで不安や焦りを減らすことができます。そもそも人間は、他者に頼らなければ生きていくことができないのです。苦しいときには他者に頼り、苦しんでいる人がいたら受け止めてあげる。そういう関係になれればいいと思います。

就活生のための禅講座は、就活で抱えた苦しい気持ちや疑問を、同じような気持ちの仲間と共有し、ゆっくりできる場所になれればいいなと思っています。

ホッと一息休憩をしにくるような気持ちで、気楽にご参加ください。

(君島)

2014/08/01(Fri)インターンで青田買いできるの?

インターン青田買い防げ 文科省、17年ぶり指針改定

先日、こんな記事を読みました。

大学生のインターン参加率が上がる中、ルール無視の「青田買い」が横行しているという記事です。
ここでいう青田買いとは、インターン参加者に対して、企業が内定を出すことを言っています。
また、ルール無視というのは、経団連の定めた「採用選考に関する倫理憲章」を守っていないことのようです。
確かに採用選考が、早い段階で始まってしまうと考えると、学生のみなさんに負担がかかると思います。
インターン自体は大学1年度から参加できるので、大学に入った時から就活をすることにも成りかねません。

そういうわけで、インターンは就業体験として、厳格に体験のみをさせるべきだとしているのでしょう。

大企業ならば内定を出さず、体験だけさせるインターンを行ってもメリットはあります。
商品を知ってもらう機会にもなれば、他の企業よりも親しみを持ってもらい、人材を確保することにもなります。

では、中小企業はどうでしょうか?
インターンを行えば、その企業を知ってもらう機会にもなるかもしれませんが、インターン参加者に対して、一から教える社員がいない企業もあります。
もし、採用に繋がるのであれば、インターンを行うことも出来るでしょう。

こんな記事もありました。
”青田買いの何が悪い? 「インターンシップ」けん制強化に反発の声”
新卒一括採用を守るためにインターンの規制をしているのではないかという記事です。

この採用の形は、就活をする人にもメリットはありますが、大企業に人材が集まってしまい、企業の都合で人間を使いつぶすことが増えてきます。これは絶対に許されないことです。

青田を買って、その青田に撒いた稲を大切に育てるのであれば良し。
青田を買って、育ちきれない稲を見捨てるのであれば許さない。


そういうインターン制度を作ることが大切なのではないでしょうか。

願わくば、インターンに参加した人達が実りの多い時間を過ごせることを祈っております。
暑さにまけず頑張りましょう!


私はお盆のお参りを精一杯つとめて来ます(´人`)

(本多清寛)